4年制薬学部を卒業した人の人生

新制度、4年制薬学部(薬剤師なれない学部)を卒業し社会へと出た私の日々の生活や不満、現代の日本社会に対する意見などを書いていきたいと思います。

4年制薬学部生の生きる道

連投になってすみません(笑)

前回の内容は薬学部の実態についてお話しました。

内容からお察しの通り、4年で薬剤師免許をとれる時代に生まれなかった事に絶望していることが少し伝わりましたでしょうか…泣

でも私は6年制ではなく4年制+大学院に進学したことは後悔していません。

なぜなら研究を通して薬の最先端を学ぶことが出来たからです。

1~3年までは教科書を使った講義、つまり座学で退屈でしたし正直何を言ってるか分からないような内容ばかりでした(笑)

しかし4年から研究室に配属され、研究を通して、3年間座学で学んだことが理解できるようになったんです。

私は頭のほうがお馬鹿なので、自分で実験して経験しないと理解できないんですよ(笑)

研究内容はざっくり言うと、がん細胞を使ってがんのメカニズムを解明しよう‼

みたいな感じです(笑)

でもやっぱり1~3年の座学の3年間より4年~院2年の研究の3年間のほうが楽しかったです。

毎日新しい発見をするために、今日はこういう実験をしようとか日々目標があり、メリハリのある生活だったように感じます。

しかし、研究内容がバイオ系だったために、研究職には就けず品質管理のお仕事をしています…(笑)

品質管理の仕事というのは、大まかに言うと薬を製造、出荷するために、ものが安全かどうかを試験によって確認することです。

非常に重要な無くてはならない仕事ですが、ルーチンなためどうも私には合わないみたいです(泣)

やっぱり新しい発見をするために考えることって楽しいですよね?(笑)

同意していただけなかったらすみません(笑)

 

さて前置きが長くなりすぎましたが(笑)4年制薬学部生が生きる道というのは何かというと、やはり薬の研究をすることに尽きると思います。

私の同期で研究してる人たちはやっぱり楽しそうです。

しかし私のようにバイオ系の研究室を大学で選んでしまった人は中々研究職に就くのは難しいと思います。

そこで勘のいい人はもうお分かりかと思いますが、4年制薬学部生の人たちは研究室選びが重要であるということです。

正直今後の人生がここで決まります。

研究職として会社に採用されやすい研究内容があるわけです。

まあつまり会社がこういう研究してた人ほしいなって思われる人になればいいわけです。

お馬鹿バイオ系の私が思うのは製剤系の研究をしてた人は就職に強いなと感じました。

あとは薬物動態、有機系もなかなかだと思います。

しかしそのような研究室は人気なので成績上位者が殺到し、簡単には入れないというのもあるかと思います。

 

つたない文章でしたが、4年制薬学部を志望する人の参考になればと思います。